2021-04-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第5号
また、家庭裁判所調査官任官後におきましては、具体的な事件を担当することにより、社会で実際に生じている家庭や子をめぐる様々な事例につきまして経験を重ねていくほか、経験年数に応じた研修、家事事件や少年事件の喫緊の課題を検討するための研修、高度な知識や専門的技法を獲得するための研修等にも参加することになっております。
また、家庭裁判所調査官任官後におきましては、具体的な事件を担当することにより、社会で実際に生じている家庭や子をめぐる様々な事例につきまして経験を重ねていくほか、経験年数に応じた研修、家事事件や少年事件の喫緊の課題を検討するための研修、高度な知識や専門的技法を獲得するための研修等にも参加することになっております。
その観点から、家庭裁判所調査官は、まず一人前になるまでの約二年間、養成課程研修で学ぶわけですが、ここでは、法律学のほか、心理学、社会学等の行動科学の最新の知識、あるいは面接、心理テスト等の専門的技法を身に付けるための研修を受けることとなっております。
家庭裁判所調査官については、任官するための研修や任官した後の研修におきまして、行動科学の最新の知識や、面接、心理テスト等の専門的技法を身につけるための研修が行われており、その中で、児童の虐待についても取り上げられているものと承知をいたしております。 御指摘の専門職等との間でも、必要に応じ、裁判所において連携が図られるものと承知をいたしております。
また、その後の二年間の養成課程では、心理学、社会学等の行動科学の最新の知識でありますとか、あるいは面接、心理テストといった専門的技法を身に付けるための研修を受けることになっております。このような採用試験を経て養成課程を修了した者を家庭裁判所調査官に採用をしております。